第5章  ゲーム 

 

序文 ブルームボールは、ボディコンタクトが認められているチームスポーツである。この競技の目的は、ブルームを使って相手ゴールにボールを入れ得点を競うものだ。プレーには、通常時間には4人以上6人以下、オーバータイムの場合には最低3人のプレーヤーの出場が認められている。このことを基本にして様々な守るべき規則が定められている。

 

第47条  ゲームの進行

  a)全てのカテゴリーにおき、試合時間はそれぞれ、ストップタイム方式で30以上分とする。それを少なくとも2つのピリオドに分けなければならない。この時間には、試合終了時に同点の場合に行われるオーバータイムの時間は含んでいないものとする。各ピリオドの間には、最低2分間の休憩時間を要する。

  b)選手権大会の場合は、ストップタイム方式で15分経過時に6ゴール差、又は20分経過時に5ゴール差がある場合には、コールドゲームとし、自動的に試合が終了する。又、オーバータイムで5ゴールの差がついたときも同様とする。

  c)レギュラーライム及びオーバータイムの各ピリオドの終了時にはコートチェンジをしなければならない。

  d)キャプテン又はアシスタントキャプテンの要請により、各チーム1試合につき、60秒のタイムアウトをとることができる。

  e)世界選手権大会の場合は、8ゴール差でコールドゲームとする。

 

第48条  ネームリスト

  a)公式戦の場合には、最高20名のプレーヤー及びスタッフを3人まで登録することができる。

  b)いったんゲームが開始すると、リストの追加及び削除をすることはできない。

 

第49条  プレーヤーの不足

  a)どちらか一方のチームが、ゲームの最低人員、つまりゴールキーパー1人と他のプレーヤー5人を確保できないときは、オフィシャルは当規則第99条の決定を下さなければならない。 

  b)選手権大会に参加しようとするときは最低11名の登録選手が必要であり、1チームと認められるためには最低6人のプレーヤーが出場しなければならない。

  c)けが、放棄及びペナルティー等によりゲームを続けられる人数がいなくなった場合には、仮にその時点でゲームをリードしていても、そのチームの負けとなる。

 

第50条  プレーヤーの過多

  同じユニフォームを着ているプレーヤーが20人以上いる場合は相手チームから抗議を受けることがある。

 

第51条  スターティングメンバー

  a)各ピリオドの始まりには、ビジターチームのコーチはゴールキーパーを含めスターティングメンバーに先にリンクに出るように指示しなければならない。

  b)いかなる場合においても、オフィシャルの指示があった場合には、両チームともリンクに出て、フェイスオフの体勢に入らなければならない。

 

第52条  カテゴリー

  プレーの能力により次のとおりカテゴリーを分類する。

1. エリート

国内選手権に出場するプレーヤーを含め、州代表として出場するチームによって構成される。

2. インターメディエイト

エリートには劣るが、各種大会に参加する能力を有するチームによって構成される。 

3. レクリエィショナル

楽しむことを目的としてブルームボールをしているチームによって構成される。

 

第53条  ジュニア カテゴリー

1. ジュブナイル

12月31日現在で16歳〜18歳のプレーヤによって構成される。コンタクト有り。

2. ミッドゲッツ

12月31日現在で16歳未満のプレーヤーによって構成される。コンタクト無し。

3. バンタム

12月31日現在で13歳以下のプレーヤーによって構成される。コンタクト無し。

4. ピーウィー

12月31日現在で11歳以下のプレーヤーによって構成される。コンタクト無し。

全てのジュニアのカテゴリーには、当規則28のDに規定されているフェイスマスクの着用が義務づけられている。

 

第54条  ゲーム及びピリオドの開始

  ゲームは決められた時間に始めなければならない。但し、前の試合が遅くなった時を除く。この場合は前試合の終了後直ちにゲームをスタートしなければならない。 

 

第55条  オーバータイム

  通則:

  a)通常の試合時間が終了し、同点の場合には、コートをチェンジし、オーバータイムをセンターのフェイスオフから始めることができる。

  b)オーバータイムにおいては、ゴールキーパー抜きの4対4でプレーするものとする。リンクには最低3人プレーしていなければならない。

  c)オーバータイムの第1ピリオドは5分間フルにプレーすることとし、ここで挙げた得点を、そのゲームの通常のプレー中の得点に加算し勝者を決定する。このピリオドが終了しても、まだ同点の場合には、オーバータイムの通則に従い、更に別のピリオドを設けることができる。

  d)第2ピリオド以降(必要な場合)

1. ストップタイムで行う

2. これらのオーバータイムは、第2ピリオドの時間と同じ時間とする

3. これらのピリオド中は、ゴールが決まった段階でゲーム終了とする

  e)プレーヤーはボールを追いかけて体の一部がゴールキーパーゾーンに入ってしまった場合を除き、体の一部をゴールキーパーゾーンに入れておくことはできない。

    但し、ディフェンシヴゾーンにいるプレーヤーがボールをドリブルしながらゴールキーパーゾーンを横切る場合、及びゴールキーパーゾーンでパスを受ける場合を除く。

  f)ペナルティーを受けたチームは、プレーヤーを1人リンクから退場させ、3対4で戦わなければならない。注)プレーヤーの最少人数は3人である。  

  g)マイナー又はメジャーペナルティーを両チームが同時に受けた場合には、そのプレーヤーはペナルティーベンチに入らなければならない。この場合、その選手は、ペナルティー時間が終了しても、その後リンクに復帰するかベンチに帰るかはコーチの指示に従うのだが、それは、プレーのストップを待たなければならない。チームは、1人別のプレーヤーを入れ、4対4でゲームを続行する。

  h)オーバータイムにおけるいかなるゴールも、センターラインを超えた位置でシュートを打たれたものでなければならない。

    注)いかなる場合にも、レッドラインよりディフェンス側で打ったゴールの得点は認められない。

  i)どちらか一方のチームがオーバータイムを放棄した段階で、もう一方のチームの勝利が宣言される。

  j)オーバータイムにおいて5ゴール差がついた段階で自動的にゲームは終了する。

    注)総当たり戦においてはゴール差は1ゴールとする。

 

第56条 抗議

  いかなる抗議も、その抗議をしようとする事柄が起こった時、プレーの再開前にキャプテン又はアシスタントキャプテンによってオフィシャルに抗議されなければならない。このとき、オフィシャルは、その抗議の内容(時刻及び規則)をスコア用紙の裏に記録しなければならない。その抗議の処理をしたオフィシャルは、相手チーム及び大会関係者、協会等適当な所へそのコピーを書留にて送付しなければならない。抗議をする場合は、24時間以内(日曜日を除く)に預け金100ドルを添えてカナダ協会にするものとする。地方大会、国際大会に限らず、トーナメントにおいて抗議しようとするときは、試合終了後抗議申込書に記載の上、試合終了後60分以内に大会責任者に前述と同額の預け金を添えて抗議するものとする。預け金は、抗議が正当だと認められた場合のみ、返済する。抗議申込書には、大会参加申込書にサインするように、必ずコーチ又はチーム代表者がサインするものとする。

  試合において、抗議を受け付けたオフィシャルは、試合終了後60分以内に大会関係者に、抗議の詳細を報告しなければならない。抗議委員会の決定は、絶対のものとし、いかなる批判も受け付けない。又、選手の適格に関する抗議については、いかなる場合も記録に残すことができる。オフィシャルのジャッジに対する抗議は記録に残すことができないが、オフィシャルのジャッジはチームの権利を侵害するものであってはいけない。

  a)抗議とは、大会規則に関して行うものである。

  b)当条例第23条〜第29条に関して行われる抗議は記録に残さないものとする。

  c)当規則第82条に関し、時間が無いときには、抗議を記録に残すことを禁止することができる。試合の結果はいかなる抗議の影響も受けないものとする。

 

  実施方法

  a)原告側の抗議が認められた場合のみ、その抗議の原因となる事柄が起こった瞬間から、全ての経過も含み、再試合されるものとする。

  b)抗議が認められなかった場合には、試合の結果はそのままとなる。

  c)抗議に関する全ての決定は委員会によってなされる。

  d)抗議が正当であると認められた場合には、その決定後直ちに預け金を返済しなければならない。

 

第57条  タイブレーキングシステム

  方針:リーグ戦において、できる限り同位を避けるため、最高の規律を以て行うこと。勝ち点2ポイント、引き分1ポイント制度によって、結果が同点であった場合は、以下の手順によって順位を決定する。いかなる場合も、手順の1から始め、順に進めることとする。

 

  手順1

   勝ち点2ポイント、引き分1ポイント制度によるポイント制で得点の多い方が勝ち

  手順2

   それでも同位の場合は、得失点の多い方が勝ち。

  手順3

   それでも同位の場合は、勝ち点2ポイント、引き分1ポイント制度によるポイント制でそのリーグの優勝チームとの試合において、より多くの得点を挙げたチームが勝ち。

   それでも同位の場合は、リーグ第2位のチームとの試合を比べる。

  手順4

   手順3を経てもまだ同位の場合は、上記の条項に加えてその試合の得失点差を考え併せ勝者を決める。

   それでも同位の場合は、第2位にチームとの試合結果について同様に比べる。

  手順5

   それでも同位の場合は、15分間のゲームにより、勝者を決める。

  手順6

   15分間のピリオドを経ても、まだ3チーム以上が同位の場合は、通常のオーバータイムの規則に従い(プレーヤー4人、キーパー無し)、5分間のピリオドで決着する。その場合、得点を多く挙げた方が勝ち。

  手順7

   それでも同位の場合は、サドンデス方式で5分間のピリオドを設ける。どちらかが、得点したらその段階で試合終了となる。ゲームの方式は通常のオーバータイム方式とする。  

 

第58条  公式戦の結果

  a)ゲーム中により多くの得点を挙げたチームを勝利者とし、2ポイント得るものとする。

  b)ゲームが同点で終了し、オーバータイムによる延長が認められない場合には、両チームとも1ポイントずつ得ることができる。