第8章 違反
公式記録の時間とプレーヤーのペナルティーの時間が一致しない場合は、そのペナルティーを受けたプレーヤーが正しい時間を把握する責任を有する。
課されているペナルティー時間の正確な把握は、それを受けたプレーヤー及びチームの責任である。
もし、プレーヤーが正確なペナルティー時間より20秒長くペナルティベンチに入り、その間に相手チームがゴールしたときでも、タイムキーパーの時間を訂正しなかった責任はそのプレーヤーにあることになるので、その得点及びゲームに対し抗議は受けないものとする。
第103条 違法な交代
定義:プレーヤーが規定の手順に従わずに交代すること。
罰則:マイナーペナルティー
第104条 装具の準備に係る禁止事項
定義:プレーヤーが、着替えや装具の準備のため、ゲームを遅らせること。
罰則:マイナーペナルティー
a)もし、プレーヤーがその装具の準備のため氷上を去らなければならないときは、プレーは中断せず、そのプレーヤーの交代で続けられる。
b)ゴールキーパーは、プレーの中断後、オフィシャルの許可を受け、装具を準備することができる。この規定は、プレーされている反対のサイドのゴールキーパーには適用されない。
罰則:マイナーペナルティー
第105条 ゲームの妨害
定義:氷上にいないプレーヤーがボールの進行を妨害すること。
罰則:マイナーペナルティー
もし、プレーヤーの交代中に、氷上から去ろうとするプレーヤーが故意にボールに触れたときには罰則としてマイナーペナルティーを課する。
第106条 プレーを止めることに関する禁止事項
定義:オーバータイム中に、ディフェンスのプレーヤーがゴールクリーズ内でボールをとどめること。但し、ボールがプレーヤーより先にクリーズ内に入ってしまった場合を除く。
罰則:マイナーペナルティー
注)ディフェンスのプレーヤーはクリーズ内でパスを受けることはできる。
第107条 ボールを止めることに関する禁止事項
定義:プレーヤーが、故意にボールをドリブルしたりパスしたりすることを拒むことや手をボールの上に置き、ボールを動かないようにすること。
罰則:マイナーペナルティー
a)ボールがゴールキーパーのリザーヴドゾーンにある時に、プレーヤーがこの違反を犯した場合。
罰則:ペナルティーショット
b)ゴールキーパーが相手チームのプレーヤーの攻撃無しに、リザーヴドゾーン内で3秒以上ボールを止めた場合。
罰則:マイナーペナルティー
c)オーバータイム中に、ゴールクリーズ内でボールを止めていた場合。
罰則:2分間のペナルティー
第108条 オフェンステリトリー内のゴールキーパー
定義:プレー中にゴールキーパーが、センターのレッドラインを超えること。
罰則:マイナーペナルティー
ゴールキーパーは、完全にプレーヤーの代行をするときのみ、ペナルティー無しにレッドラインを超えることができる。
第109条 ゲームの遅滞
定義:プレーヤー及びチームが、故意にゲームを遅滞させること。
罰則:マイナーペナルティー
a)オフィシャルのジャッジ後、プレーヤーの交代を走って行わない場合。
罰則:マイナーペナルティー
b)同一チームが、プレーを成立させようという意志を持たずに、故意にアイシングを2回続けて行った場合。
罰則:マイナーペナルティー
c)プレーヤーが故意にゲームの遅延を図り、ボールをリンクの外に出したり、打ったり、投げたりした場合。
罰則:マイナーペナルティー
d)プレーヤーやゴールキーパーが故意にゴールネットを動かした場合。
罰則:マイナーペナルティー
注)ゴールキーパーと相手プレーヤーとの間にだれもいないとき、ゴールキーパーが相手のシュートを阻止しようとしてゴールネットを動かした場合には、ペナルティショットとなる。
e)キャプテンやアシスタントキャプテンが、オフィシャルと話をするためチームベンチを出て、又、戻る場合。
罰則:マイナーペナルティー
f)ゴールキーパーがプレーを中断させようとして、ボールを故意にネットの上に落としたり投げたりした場合。
罰則:マイナーペナルティー
g)ボールを進行させずに、何度も後ろに進ませたり、ゴールネットの前にバリアを築いたりした場合。
罰則:マイナーペナルティー若しくはマイナーチームペナルティー
第110条 プレーの開始の拒否
定義:チームがオフィシャルのジャッジ後、氷上を去ったり、いつまでも氷上に復帰せず、プレーの再開を拒否すること。
罰則:判定試合
a)オフィシャルのジャッジ後、2分以内にフェイスオフによりプレーを再開できない場合。
罰則:チームマイナーペナルティー
b)同一チームが同一ゲームにおいて、2回以上明らかにオフィシャルに向かって、プレーの再開を拒否した場合。
罰則:判定試合
c)ゲームが始まる時間になっても、チームが来ない場合、オフィシャルはその旨を関係機関に報告しなければならない。
第111条 不必要な乱暴
定義:プレーヤーが、オフィシャルのジャッジの後、ブルームでボードやその他の物をたたくこと。
罰則:マイナーペナルティー
オフィシャルがこの違反を起こした人物を特定できない場合はチームペナルティーとする。
第112条 チームベンチ又はペナルティーベンチを出るとき
定義:負傷者が出た場合を除き、プレーヤーが、チームベンチを出ることを認められていない状況で、故意にベンチから氷上に出てはいけない。また、意図的であるかどうかに関わらず、ペナルティー時間が終了していないとき、又は、時間が終了していてもペナルティーベンチを出ることを許されていない場合に氷上に復帰してはいけない。
罰則:マイナーペナルティー若しくはマイナーチームペナルティー
違反を犯したプレーヤーのチームが挙げたゴールは認められない。相手チームのゴールは有効となる。そのときに課されていたペナルティーはそのままとなる。
a)ペナルティーを受けたプレーヤーが、プレーが行われているかどうかに関わらず、故意若しくは誤ってペナルティーベンチを出た場合。
罰則:マイナーペナルティー
当該プレーヤーのチームが挙げたゴールは認められない。相手のチームのゴールは有効となる。そのときに課せられていたペナルティーはそのままとなる。各ピリオド及びペナルティ時間の終了時を除き、いかなるプレーヤーもペナルティーベンチを出ることは認められていない。
b)ペナルティータイムキーパーのミスにより、プレーヤーが氷上に復帰した場合
罰則:残りのペナルティー時間を完了する
当該プレーヤーが誤って氷上に復帰している間に挙げたいかなるゴールも認められない。相手チームのゴールは有効となる。そのときに課されていたペナルティーはそのままとなる。
c)ペナルティーを受け、負傷したプレーヤーがチームベンチに戻り、ペナルティー時間の満了前に氷上に復帰した場合。
罰則:マイナーペナルティー
d)ゲームの間、ドアを含め決められたチームベンチのエリアを超えて使用した場合。
罰則:マイナーチームペナルティー
e)ゲームが開始した後、オフィシャルの許可無しに氷上に入った場合。
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
f)チームのトレーナーが、ゲームの開始後、オフィシャルの許可無しに氷上に入った場合。
罰則:ミスコンダクトペナルティー
g)乱闘のときに、チームベンチ又はペナルティーベンチを出た最初のプレーヤー
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
第113条 装具の確認
実施
a)プレーの中断中、どちらかのチームキャプテン又はアシスタントキャプテンより求められた場合は、オフィシャルは装具の確認をしなければならない。
b)オフィシャルは求めに応じ、綿密に装具の確認をしなければならない。もし、装具が合法的なものであれば、確認を要請したチームにペナルティーが課せられる。
罰則:マイナーペナルティー
c)規則で認められていないものを身に着けていた場合は、速やかに遅滞なくそれを取り除かなければならない。
d)同一チームである1人以上のプレーヤーが同一の違法なものを身につけて試合に臨んだ場合、それが、特別に製造したものであるときは、オフィシャルはその旨を明記したレポートを作成し、関係機関に報告しなければならない。
e)ゴールの直後に、ブルームの測定を求められ、そのブルームが規定外であったとき。
罰則:ゴールは認められず、違法なブルームを使ったプレーヤーにはマイナーペナルティー
f)ゴールが決まったときに、ブルーム以外で違法なものを身につけているプレーヤーが氷上にいる場合は、ゴールは認められる。
罰則:違法な装具を身につけたプレーヤーにマイナーペナルティー
g)プレーヤーが、装具の計測を拒否した場合。
罰則:マイナーペナルティーが課せられ、ゴールが認められない場合もある。
第114条 違法な装具及び禁止されている装具
A.違法な装具
定義:規則に従わないどんな装具も、氷上で身につけてはいけない。
罰則:マイナーペナルティー
身につけている装具が違法であると認められたときには、直ちにその装具を取り外さなければならない。
違法な装具
a)規則に従わない装具
b)壊れたブルーム
c)金属製のワイヤーを巻いたブルーム、又は、金属若しくは木製の部品を取り付けたブルーム
d)ユニフォームの外側に着たり、着けたりする保護装具
e)オフィシャルの警告後も引き続き身に付ける危険な保護ヘルメット
f)同一チームで複数のプレーヤーが同じ背番号を使うこと
B.禁止されている装具
定義:いかなるプレーヤーもルールブックで禁止されている装具を身につけてはならない。
罰則:マイナーペナルティー
その装具が禁止されている装具であると認められた場合は、直ちにその装具を取り外さなければならない。
禁止されている装具
a)スパイクやピン、又は、滑らないような特殊素材を底に着けたシューズ
b)ホッケーパンツやボギータイプの半ズボン
(クーパー社のパンツのようなすべる素材のものは全て不可)
c)セーターの肘やパンツの膝の外側に革製のあて布をすること。
d)フットボールマスクの付いたヘルメット
e)かごの付いた手袋、野球のグローブまたは、ゴールキーパー用の手袋。
第115条 壊れたブルームでのプレー
定義:プレーヤーが壊れたブルーム及びその破片を持っていること。
罰則:マイナーペナルティー
実施:プレーヤーは、ブルームが壊れたら、直ちにそのブルームを全て手放さなければならない。
第116条 2本のブルームでのプレー
定義:プレーヤーが同時に2本のブルームを持ってはいけない。
罰則:マイナーペナルティー
第117条 違法なフェイスオフ
定義:プレーヤーがフェイスオフのときに違法な動作をすること。
a)フェイスオフのときにブルームを肩より上に上げてはいけない。
b)フェイスオフのときにボディーコンタクトにつながるような動作をしてはいけない。
罰則:マイナーペナルティー
注)オフィシャルは適当でないプレーヤーをフェイスオフからはずす権限を有する。
第118条 違法な釈明の要求
定義:キャプテン又はアシスタントキャプテンが、自分のペナルティー時間内にジャッジについての釈明を要求すること。
罰則:ミスコンダクトペナルティー
第119条 チームのスポーツマンらしからぬ行為
定義:コーチがチームに規律を守らせるという職務を怠ること。
罰則:オフィシャルは、適当なペナルティーをその個人に課し、その旨を明記した報告書を関係機関に提出しなければならない。
第120条 スポーツマンらしからぬ行為
定義:相手チームや観客に対し道徳を欠く行為をすること。
a)プレーヤー又はその他の関係者が、ゲーム中に口汚い言葉を使った場合
罰則:マイナーペナルティー
b)オフィシャルが、口汚い言葉を使ったり、不敬な言葉及び下品な言葉を使った個人を特定できない場合。
罰則:マイナーチームペナルティー
c)関係するプレーヤーや人が、口汚い言葉や、脅かすようなジェスチャーで相手を威嚇し、その怒りを煽るような行動をとった場合。
d)プレーヤーや関係者が、下品なジェスチャーをし、そのことでリンク外で乱闘になった場合。
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
e)氷上のプレーヤーが氷上外のプレーヤーと乱闘になった場合。
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
f)プレーヤーや関係者が相手チーム、その他の関係者又は観客に故意に唾を吐きかけた場合。
マッチペナルティー
g)チームベンチ、氷上、及びペナルティーベンチにおける喫煙、飲酒は禁じられている。
罰則:マイナーペナルティー
h)いかなるプレーヤー、コーチ、及びチーム代表も、酒、薬物等使用していると認められるときは、更衣室への退場を命じられる。
注)この規定は、オフィシャル、スコアキーパー、タイムキーパーにも適用される。
第121条 オフィシャルに対するスポーツマンらしからぬ行為
定義:プレーヤー及び関係者が言葉やジェスチャーでオフィシャルのジャッジを非難したり、不満な態度を表すこと。
罰則:マイナー若しくはマイナーチームペナルティー
場合によっては、メジャー若しくはメジャーチームペナルティ
a)プレーヤーが故意にボールをオフィシャルから遠ざけた場合
罰則:マイナーペナルティー
b)下品な言葉や口汚い言葉を使った個人をオフィシャルが特定できない場合
罰則:マイナーチームペナルティー
c)容認できない言葉や態度を続けた場合
罰則:ミスコンダクトペナルティー
d)容認できない素行を続けた場合
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
e)ゲームの前後にルールに従わない行為をした場合
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
第122条 ものを投げつけること
定義:プレーヤー及びチーム代表者がリンクの内外でものを投げつけること。
a)ゲームの中断中に起こった場合
罰則:マイナー若しくはマイナーチームペナルティー
b)プレーヤーがブルーム、ブルームの一部又はその他のものをボールをコントロールしているプレーヤーに向かって投げた場合
罰則:メジャー若しくはメジャーチームペナルティー
c)プレーヤーがブルームを壊したり落としたりしたチームメイトに向かって投げた場合
罰則:マイナーペナルティー
注)プレーヤーがボールをコントロールしているプレーヤーに向かってブルームを投げたときに、その投げられたプレーヤーとゴールキーパーの間に何も妨げるものが無かった場合
罰則:ペナルティーショット
d)チームの関係者が、相手チーム、観客又はオフィシャルに向かってものを投げつけた場合
罰則:判定試合
第123条 妨害
定義:
1. ボールを持っていないプレーヤーが相手チームの進路を妨害する行為。この場合、すり抜けようとしたときは含まれない。
2. 相手チームのプレーヤーの手からブルームを取ろうとする行為。
3. ブルームを落とした相手チームのプレーヤーがそのブルームを拾うのを妨げる行為。
罰則:マイナーペナルティー
特記:ゴールキーパーがクリーズ内にいて、ボールがそのクリーズに入った場合には、いかなるプレーヤーもボディ又はブルームによるコンタクトを行ってはいけない。
罰則:マイナーペナルティー
注)1.ディフェンスのプレーヤーは、自テリトリーを守り、オフェンスのプレーヤーの攻撃を防ぐ権利を有する。
2. オフェンスのプレーヤーは、ボールを持っているチームメイトの求めに応じ、他を妨害する権利は有しない。
第124条 ホールディング
定義:相手チームのプレーヤーを、手、ブルーム又はその他によってつかむ行為。
罰則:マイナーペナルティー
特記:アタッキングゾーンにいるボールを持ったプレーヤーが、前にゴールキーパーしかいないときにホールディングを受け、シュートのチャンスを奪われたとき
罰則:ペナルティーショット
第125条 トリッピング
定義:プレーヤーが、ブルーム、膝、足、肘、手、腕等を使い相手チームのプレーヤーを転ばそうとする行為。
罰則:マイナーペナルティー
a)ディフェンシブゾーンにおいて、シュートしようとする相手プレーヤーの前にゴールキーパーしかいないときに、トリッピングをした場合
罰則:ペナルティーショット
b)トリッピングをしたことにより、相手プレーヤーが負傷した場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)オフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にトリッピングをしたと認めるときは、マッチペナルティーとなる。
第126条 オブストラクティヴ フォール
定義:ボールへの接触の有無に関わらず、故意に氷上に倒れ込み、相手プレーヤーを転ばそうとする行為。
罰則:マイナーペナルティー
注)相手プレーヤーからボールを取ることを目的としていて、結果的に成功した場合はペナルティーは無し。
a)氷上にひざを突いたり、極端に低くかがんだりして、相手を転ばそうとした場合。(例えばサブマリーンニング)
罰則:マイナーペナルティー
b)オブストラクティヴフォールをしたことにより、相手プレーヤーが負傷した場合。
罰則:メジャーペナルティー
c)負傷させることを目的として故意にオブストラクティヴフォールを行った場合。
罰則:マッチペナルティー
注)オフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にオブストラクティヴフォールをしたと認めるときは、マッチペナルティーとなる。
第127条 フッキング
定義:ブルームや体で引っかけて、相手チームのプレーヤーの進行を妨げたり、妨げようとする行為。
罰則:マイナーペナルティー
a)ゴールキーパーのみと対峙し、ボールをシュートしようとしているプレーヤーをフッキングによってシュートできなくさせた場合。
罰則:ペナルティーショット
b)フッキングをしたことにより、相手プレーヤーが負傷した場合。
罰則:メジャーペナルティー
c)負傷させることを目的として故意にフッキングを行った場合。
罰則:マッチペナルティー
第128条 スラッシング
定義:相手のプレーヤーの進路を妨害しようとして、片手又は両手で持っているブルームで、相手プレーヤー若しくはそのブルームを叩く行為。
罰則:マイナーペナルティー
a)リザーヴドゾーン内にいるゴールキーパーに対して、スラッシングをした場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)殴打を含めいかなる威嚇的行為もゴールキーパーに対し示してはいけない。
b)スラッシングにより、相手を負傷させた場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)オフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にスラッシングをしたと認めるときは、マッチペナルティーとなる。
第129条 ニーイング及びエルボウイング
定義:膝や肘で相手を叩く行為
罰則:マイナーペナルティー
a)乱暴に行われた場合。
罰則:メジャーペナルティー
b)そのニーイング又はエルボウイングによって結果的に相手プレーヤーが負傷してしまった場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)オフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にニーイング又はエルボウイングをしたと認めるときは、マッチペナルティーとなる。
第130条 チャージング
定義:体を相手に激しくぶつける行為。
罰則:マイナーペナルティー
a)リザーブドゾーン内にいるゴールキーパーや、相手プレーヤーの後ろからチャージングを行った場合。
罰則:メジャーペナルティー
b)そのチャージングによって結果的に相手プレーヤーが負傷してしまった場合。
罰則:メジャーペナルティー
c)負傷させることを目的として故意にチャージングを行った場合。
罰則:マッチペナルティー
注)マッチペナルティーはオフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にチャージングをしたと認めるときに課せられる。
d)アタッキングゾーン内のゴールキーパーのみと対峙しシュートを打とうとしているプレーヤーにチャージングした場合。
罰則:ペナルティーショット
第131条 ヒッティングフロームビハインド
(後ろからのヒッティング)
定義:過度の防衛により、後ろから叩くこと。
罰則:マイナーペナルティー
a)シュートを打とうとしているプレーヤーにヒッティングフロームビハインドを行った場合。
罰則:ペナルティーショット
b)そのヒッティングフロームビハインドによって結果的に相手プレーヤーが負傷してしまった場合。
罰則:メジャーペナルティー
c)負傷させることを目的として故意にヒッティングフロームビハインドを行った場合。
罰則:マッチペナルティー
注)マッチペナルティーはオフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にヒッティングフロームビハインドをしたと認めるときに課せられる。
第132条 クロスチェッキング
定義:ブルームで相手プレーヤーの両手の自由を奪う行為。
罰則:マイナーペナルティー
a)乱暴にクロスチェッキングを行った場合。
罰則:メジャーペナルティー
b)肩の位置より上でクロスチェッキングを行った場合。
罰則:メジャーペナルティー
c)ゴールゾーン内のゴールキーパーに対し、クロスチェッキングを行った場合。
罰則:メジャーペナルティー
d)そのクロスチェッキングにより相手プレーヤーが負傷した場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)マッチペナルティーはオフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にクロスチェッキングをしたと認めるときに課せられる。
第133条 ハイブルーム
定義:ブルームを肩より上の位置で相手プレーヤーにボディチェックする行為。
罰則:マイナーペナルティー
a)故意にブルームを肩より上に上げ、相手プレーヤーを妨害しようとした場合。
罰則:メジャーペナルティー
b)そのハイブルームによって相手プレーヤーが負傷した場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)マッチペナルティーはオフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にハイブルームをしたと認めるときに課せられる。
第134条 ボーディング
定義:ボードに押しつけて相手プレーヤーを妨害する行為。
罰則:マイナーペナルティー
a)乱暴に相手プレーヤーをボードに押しつけた場合。
罰則:メジャーペナルティー
b)そのボーディングにより相手プレーヤーが負傷した場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)マッチペナルティーはオフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にハイブルームをしたと認めるときに課せられる。
第135条 威嚇行為
定義:プレーヤーが、ボールに届くか届かないに関わらず、実際に相手のプレーヤーを叩かなくとも、そのプレーヤーの方にブルームを回しながら近づけたり、例えボールに届くような位置にいるプレーヤーでも、相手プレーヤーの方へブルームを回しながら近づく行為。
罰則:マイナーペナルティー
第136条 ラフィング
定義:相手プレーヤーに対し、野蛮に押したり、暴力的に払いのけるようなコンタクト。
罰則:マイナーペナルティー
a)プレーヤーが過度なラフプレーをした場合。
罰則:メジャーペナルティー
b)オフィシャルの警告にも関わらず、過度なラフプレーをチームが続けた場合。
罰則:相手チームの判定勝ち
c)そのラフィングによって相手プレーヤーが負傷した場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)マッチペナルティーはオフィシャルが、相手プレーヤーを負傷させようとして故意にラフィングをしたと認めるときに課せられる。
第137条 乱闘
定義:2人のプレーヤーによって引き起こされた乱闘行為。
罰則:マイナー又はメジャーペナルティー
a)扇動した者が特定される場合
罰則:マイナーペナルティー
注)扇動者とは、言葉やジェスチャーによって相手を煽って、最初に手を出したプレーヤーである。
b)攻撃をしかけた者が特定される場合。
罰則:メジャーペナルティー
注)攻撃者とは、むやみ、特定の意味もなく相手を煽って攻撃した者である。
c)1人のプレーヤーが同一試合中の2つの乱闘に関し、扇動者又は攻撃者であると判断された場合。
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
d)すでに他の先導者によって始まっている乱闘、若しくは乱闘による中断中に始まった別の乱闘に加わった他のプレーヤーが加わった場合。
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
e)ゴールキーパーがクリーズを出て乱闘の方へ向かった場合。
罰則:マイナーペナルティー
f)乱闘のときに、チームベンチを出てその乱闘の方に向かったプレーヤー
罰則:ミスコンダクトペナルティー
g)攻撃してきた相手プレーヤーに対し、蹴ったり、頭突きをしたり、髪をひっぱったり、噛みついたり、引っ掻いたりした場合。
罰則:マッチペナルティー
第138条 チームメイト同士の乱闘
定義:同一チームに所属する2人のプレーヤーによる乱闘行為。
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
第139条 スペアリング及びバットエンディング
(先端を突き刺したり、小突いたりすること)
定義:ブルームの先端で相手プレーヤを叩いたり叩こうとする行為。
罰則:マッチペナルティー
第140条 故意に負傷させたり、企てたりすること
定義:プレーヤーが故意に相手プレーヤー、チーム代表、観客等を負傷させたり、負傷させようと企てたりする行為。
罰則:マッチペナルティー
a)乱闘や口論中相手プレーヤーに対し、装具の一部を武器として使ったり、ブルームで相手プレーヤーを叩こうとした場合。
罰則:ミスコンダクトペナルティー
b)制裁を加えようとしたり、負傷させようとして、相手プレーヤーのマスク、ヘルメット、チンプロテクターをつかんだ場合。
罰則:マッチペナルティー
第141条 遵守の拒否
定義:プレーヤーが警告の後も、そのオフィシャルの指示に従わないこと。
a)ペナルティーを受けたプレーヤーがペナルティーベンチに行かない場合。
罰則:ミスコンダクトペナルティー
b)プレーヤーがジャッジを受けた後も、引き続きオフィシャルクリーズにいる場合。
罰則:ゲームミスコンダクトペナルティー
第142条 オフィシャルに対する脅迫
定義:ゲーム中にプレーヤー又は関係者がオフィシャルに対し威嚇する言葉を発すること。
罰則:マッチペナルティー
第143条 オフィシャルに対する乱暴
定義:ゲーム中に、プレーヤー若しくは関係者がオフィシャルを干渉したり、押したり、叩いたり、職務遂行の邪魔をすること。
罰則:マッチペナルティー
第144条 協会関係者に対する誹謗
定義:協会関係者に対し、批判したり脅迫したり反抗する態度をとること。
罰則:マッチペナルティー
第145条 シグナル
ゲーム中において、プレーヤー、スコアキーパー、コーチ、大会関係者、観客等に容易に理解させるために、決まったシグナルを使う。
そのシグナルについては以下のとおりである。
アイシング
オフィシャルはショットを打った地点の近くに位置し、ホイッスルを持った方の腕を上に伸ばし、アイシングの可能性があることを示す。もう一人のオフィシャルがそのサインを確認したら、その腕を下ろす。サインを確認したオフィシャルはボールの方へ走り、アイシングの反則が有効ならば、ホイッスルを持った方の手を頭上に上げて示す。後ろに残った方のオフィシャルがホイッスルを吹き、アイシングを示すため両手を胸の前で交差させながら、フェイスオフサークルに走る。
インターフェアランス
両手を交差させ、胸の前で固定する。
ミスコンダクト
両手で腰を触ったり離したりする動作を繰り返し、ペナルティーを受けるプレーヤーを指さす。
ラフィング
拳を握り、その手を体の前面に水平に伸ばす。
スラッシング
前腕をもう一方の手の横側で軽くチョップする。
トリッピング
右足を前方に出し、手でその足の側面を軽く叩く。
チャージング
拳を握り、胸の前で両手を回転させる。
ボーディング
一方の手を胸の前に近づけ、もう一方の手は拳を握り、胸の前にある手の掌を軽く何度か叩く。
ホールディング
胸より少し離したところで、一方の手の手首をもう一方の手で叩く。
ハイブルーム
両手とも拳を握り上下にし、頭の位置まで持ってくる。
オブストラクティヴ トリッピング
手で膝の後ろを叩く。
フッキング
両手、両腕を使い、何かを引っ張っているような動作をする。
クロスチェッキング
両腕は拳を握り、胸の前で出したり引っ込めたりする。
ディレイドペナルティー
プレーの中断となるまで、1、2度、その原因となったプレーヤーをホイッスルを持った手で示しながら、赤い腕章をしている方の手の掌を開いたまま、頭上にまっすぐのばし、ディレイドペナルティーを宣告する。
スポーツマンらしからぬ行為
片方の掌にもう一方の手の指を当て、Tの字を作る。
キッキング ザ ボール
足を前後に揺らす。
ゲームの遅滞
手で肩を叩く。
ニーイング
両足を氷上に着け、掌で膝を叩く。
エルボウイング
肘をもう一方の手で叩く。
判定ゴール
空いている方の手でゴールを指さし、ホイッスルを吹く。
バット エンディング
胸の前で両腕を上下にし、それを交差させる。
ハンドパス
手を広げて、それを前方に押し出すようにする。
トレーナーへのヘルプ要求
頭上で手首を交差させる。
ディレイド ホイッスル
ホイッスルを持った方の手を頭上に上げ、ホイッスルを力強く握りしめる。
スペアリング
両手で何かを突くように力強く前に突き出す。
キャリング ザ ボール
片方の手をもう一方の手首の下に置いたまま、上の手の掌を開きながら体の前に出す。
ウォッシュ アウト
a)体の前で両手の掌を開いたまま氷面に向け、肩の位置で両手を交差させながら水平に動かす。
b)2人のオフィシャルが同時にこの動作を行っているということは、オフサイド及びアイシングは無いということである。
タイムアウト
片方の掌にもう片方の手の指を当て、縦方向のTの字を作る。
後ろからのヒッティング
両手を体の前で、精一杯伸ばし、何かを押す動作をする。
ペナルティーショット
空いている手でリンクの中央を示しながらホイッスルを吹く。
マッチペナルティー
掌でヘルメットの天辺を叩く。