ブルームボールはスニーカーをはいて行うアイスホッケーです。
ヘルメットと簡単なプロテクターを着用して、スティックの代わりのブルーム、パックの代わりのゴムボール(直径15cm)、そして、スケートの代わりに専用のスニーカーでホッケーリンクの中を走るのです。
ですから、スケートが出来ない人でも手軽にアイスホッケーのプレイを楽しむことが出来るのです。
もちろん、本場カナダやアメリカでは乱闘を楽しむことも可能(?!)です。

1900年代の初頭にカナダで生まれたブルームボール。
日本ではカナダ大使館を通じて、東京で最初にプレイされました。
1983年に北海道佐呂間町が冬の新しいスポーツとして取り上げ、91年から雄武町や釧路市、九州の大分県でも楽しまれるようになりました。
基本の動きはほとんどアイスホッケーです。1チーム6人(GK1・ディフェンス2・オフェンス3)、合わせて12人がアイスホッケーリンク(60m×30m)の中を追いかけて走ります。ゲームタイムは1ピリオド20×2ピリオドの40分間。
ベンチは20人まで、交代は自由です。男性だけのMEN、女性だけのWOMENのほかに、チーム編成で最もユニークなのがMIX(COED)と呼ばれるカテゴリーです。男女同数(男3、女3)がリンクに出なくてはなりません。ボディコンタクトが生じるスポーツで、男女が同じコートで、同じルールで戦えるのはブルームボールだけ!?
アイスホッケーでは肩より上にスティックを上げる行為は禁じられています。これに対して、ブルームボールではブルームをまるでチャンバラごっこのように上下左右縦横無尽に振り回すことが許されています。ゴルフスィングのようにボールをひっぱたく事が出来るのです。これを「WHIP(ウイップ)」と呼びます。トッププレイヤーになると前後左右どの方向にも強烈なシュートやパスが可能です。
豪快で、迫力十分な「WHIP」こそブルームボールの最大の魅力です。

■世界選手権チャレンジ、夢は2006年のオリンッピク?!
98年5月に札幌において開催された「ジャパンカップ」において、MEN、MIX、両部門とも日本一に輝いた雄武協会は、98年11月2日からイタリア・ボルツァーノ市において開催された世界選手権に挑戦しました。まだまだ、世界の壁は厚いですが、夢は2006年にアメリカで開催される冬季オリンピックの公開競技の出場です。

東京とオホーツク圏を中心に楽しまれてきたブルームボールは、アイスホッケー王国の釧路協会もまじえて、冬のメジャースポーツになりつつあります。用具も手軽で、性別、年齢も問わず、ルールも簡単なブルームボールは北海道を代表する冬のチームスポーツに成長します。