流氷を間近に感動

流氷砕氷船「ガリンコ号II」

オホーツク新紋別空港から約4キロ、紋別市の中心市街地手前の元紋別(ガリヤ地区)へ。この地区は、目の前に冬のオホーツク海が迫り、流氷砕氷船「ガリンコ号II」はじめ、流氷関連の施設が集まっています。

「ガリンコ号U」は全長35メートル、約150トン、乗客数195人。運航海域は紋別港から約10キロ。最高速力は9.5ノット。巨大なドリルで流氷を砕きながら航海します。

「ガリンコ号II」のステーションを兼ねた「海洋交流館」で乗船手続をし乗船。約一時間の航海が始まります。
流氷を間近にし、その美しさや造形美に感動するとともに流氷原を巨大なドリルで砕く船の振動も体感。また、流氷の上で羽を休めるオオワシやオジロワシ、横たわるゴマフアザラシを見ることも。
冬季運航は、1月下旬から3月下旬までで、臨時便を含め一日5〜7便。流氷と朝日、夕陽を見る便を運航されています。


※問い合わせ (26)参照

流氷砕氷船「ガリンコ号U」
オホーツク新紋別空港



流氷砕氷船「ガリンコ号U」
 


オホーツクタワー 海底階

神秘の海中探検

氷海展望台「オホーツクタワー」

「ガリンコ号II」の流氷体験の感動がさめやらぬ中、氷海の中に立つ世界初の展望塔「オホーツクタワー」へ。同タワーは高さ46メートル、海上四階、海底一階。
海底階は自然観測室。窓から海の中の様子を観察できます。流氷、海洋生物の神秘に触れます。海底からの流氷は、「ガリンコ号II」からの眺めとは違い、ちょっとしたダイバー気分を味わえます。
一階はエントランスホール、二階は流氷観察室・映像ホール、三階は氷海展望ラウンジ。

※問い合わせ (27)参照
氷海展望台「オホーツクタワー」
 


年中流氷体験できる

流氷科学センター ギザ

隣接の「オホーツク流氷科学センターギザ」では、科学的な視点から楽しく流氷について学べます。
残念ながら流氷が見られなくても、同施設の氷点下20度の厳寒体験室で本物の流氷を見て、触ることもできます。流氷プレイランドでは、遊びながら流氷について学ぶことができます。

また、全天周映像ホールでは、雄大な流氷の空撮風景など、臨場感たっぷりの視覚体験ができます。上映は一日6回。


※問い合わせ (28)参照

クリオネ

流氷科学センター「ギザ」

流氷科学センター「ギザ」
 



すぐそばで見られる

ごまちゃんランド

「オホーツクとっかりセンター」(ごまちゃんランド)は、アザラシを飼育するとともに、国内唯一のアザラシの保護センターとなっています。
ゴマフアザラシは、紋別周辺では流氷南下の時期、港内や沖合、流氷に横たわる姿も見られます。同センターでは、不幸にも母親とはぐれた迷子の赤ちゃん、病気などで衰弱した子アザラシを保護・治療しています。
「とっかり」とはアイヌ語で「あざらし」という意味。同センターでは、ゴマフアザラシなどアザラシを30頭ほどを飼育しています。
観察プール、育児プールなどで、愛嬌たっぷりの「ごまちゃん」。一日5回、餌の時間には、飼育員の解説を聞きながら、プールから出た「ごまちゃん」をすぐそばで見ることができます。

※問い合わせ (29)参照
 



温浴も楽しめる

氷紋の駅

ガリヤ地区を離れ、中心市街地へ。旧紋別駅の「オホーツク氷紋の駅」では、紋別港で水揚げされた新鮮な海産物などのショッピング、食事、温浴(天然水使用「とっかりの湯」)を楽しめます。

「とっかりの湯」、市内の温泉(「もんべつ温泉」(アルカリ性低張性鉱泉)光明石温泉)に浸かり、流氷三昧だった旅の疲れいやそう。

※問い合わせ (30)参照
 
 
紋別 第2日目へ